名古屋市港区のビッグモーターの店舗が、決められた「緑化率」を満たしていないとして、市が店舗に対して是正を求めていることが分かりました。
名古屋市は一定規模以上の敷地に建物を建てる場合、定められた緑化率を満たすため、植え木や花壇などを設置するよう義務づけています。
しかし市によりますと、港区のビッグモーター名古屋茶屋店は、芝生として申請していた場所を舗装し、車の展示スペースとして利用していたということです。
これにより店舗の緑化率は、10%以上を義務づけられていたところ、実際は2~3%ほどに留まっていました。
市は店舗に対して緑化率の是正を求めていて、店舗は改善する方向で検討しているということです。
ビッグモーターを巡っては、店舗周辺で街路樹が枯れている問題を受け、市が土壌調査を実施。
河村たかし市長は7日の定例会見で「除草剤の成分が検出されれば、警察に被害届を提出する」とコメントしています。
土壌調査の結果は8月中旬に出る見通しです。