暗闇に無数に並ぶキャンドルの灯り 光の使い方にこだわり 「ブギーマン」本編映像

2023年8月18日より劇場公開される、スティーヴン・キング原作の映画化作「ブギーマン」から、本編映像の一部が公開された。

本編映像は、暗闇の中における光の使い方にこだわった映像となっている。暗闇に無数のキャンドルの灯り並び、セイディと不気味な女性をかすかに照らす。その女性は、「ブギーマンは子供のマネをするように声を出し、獲物をいたぶっておびえさせ、その家に永遠に居ついてしまう」となぜかブギーマンについてやたら詳しく知っている様子だ。静かな声のトーンとは裏腹に、今にも暗闇から何かが飛び出してきそうな緊張感の漂う映像となっている。

監督のロブ・サヴェッジと撮影監督のイーライ・ボーンが光の使い方にこだわったという映像。暗いフレームにおける光の使い方についてボーンは、レンブラント・ファン・レインやミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョといった“光の魔術師”とも呼ばれる往年の名画家の絵画から影響を受けていると明かしている。

「ブギーマン」は、欧米で古くからある昔話に出てくる特定の姿形を持たない恐怖の存在“ブギーマン”について、スティーヴン・キングが言い伝えを基に書き上げた短編小説を映画化したサスペンス・ホラー。母親の突然の死から立ち直れずいる9歳の妹ソーヤーと女子高生の姉セイディ。セラピストである父親ウィルも、妻を失った悲しみに打ちひしがれ、娘たちと向き合えずにいた。そんな心の闇を抱えたバラバラの家族のもとに、得体のしれない恐ろしい“ナニか”が忍び寄る。

セイディ役は「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」で改造ギャングドラッシュを演じたソフィー・サッチャー、妹ソーヤー役は「オビ=ワン・ケノービ」で若きレイアを演じたヴィヴィアン・ライラ・ブレア、父親ウィル役は「AIR/エア」「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」などのクリス・メッシーナ、謎の患者レスター役は「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」のデヴィッド・ダストマルチャンが務める。監督は、ロックダウン中の物語を描いたホラー映画「ズーム/見えない参加者」のロブ・サヴェッジ。

【作品情報】
ブギーマン
2023年8月18日(金)全国劇場にて公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
© 2023 20th Century Studios.

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