岡山県は7日、新型コロナウイルスのオミクロン株対応ワクチンについて、5歳以上を対象に初回接種から受けられるようになったと発表した。
ワクチンは従来型株とオミクロン株の「BA・5」や「BA・4」に対応する米ファイザー製。これまでは昨年秋からの3回目以降の追加接種者に使用が認められていた。
今回の変更は国の制度改正に伴う措置で、岡山県では7日から順次、各医療機関で接種を受けられるほか、10日からインターネットの県共通予約システムでも受け付ける。広島県も7日から接種が可能となっている。
岡山県ワクチン対策室によると、県内では5歳以上の約2割がワクチン接種を受けていないといい、「より高い効果が見込まれるワクチンなので、接種を検討してほしい」としている。