2年で281億円の超巨額オファー、ベンゼマとのコンビ目論みアル・イテハドがサラーに関心も代理人が否定「リバプールにコミット」

[写真:Getty Images]

サウジアラビアからの関心が寄せられているリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラー(31)だが、クラブへの忠誠を誓っているようだ。

今夏の移籍市場で多くの選手をヨーロッパから獲得しているサウジアラビアのクラブたち。まだまだ移籍市場は開いており、多くの噂が飛び交っている。

その中の1つにサラーの名前も。サウジアラビア『アル・リヤディア』は、サラーに対してアル・イテハドがアプローチしていると報道。移籍金は5200万ポンド(約94億3000万円)、サラーには1億5500万ポンド(約281億円)の2年契約という超巨額オファーを提示したと報じた。

サラーは2022年夏にリバプールと2025年6月までの契約を結び、残り2年は滞在することとなる。

今夏は退団したブラジル代表FWロベルト・フィルミノがアル・アハリへ移籍すると、イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンがアル・イテファク、ブラジル代表MFファビーニョがアル・イテハドへと続けてサウジアラビアへと移籍していた。

衝撃的なオファーがサラーにも届いている中、サラーの代理人を務めるラミー・アッバス氏がX(旧ツイッター)を更新。サラーの状況について言及した。

「もし、今夏リバプールを離れることを考えていたら、昨夏の契約更新はなかっただろう」

「モハメドは依然としてリバプールにコミットしている」

リバプールの黄金期を支えたエースで、2017年夏にローマから加入して以降は、公式戦305試合で186ゴールを記録。プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ(CL)、FAカップ、EFLカップ、クラブ・ワールドカップ、UEFAスーパーカップを制しており、個人としても、プレミアリーグでも得点王を3回受賞し、PFA年間最優秀選手にも2度選出されているなど、輝かしい実績を残している。

アル・イテハドは、FWカリム・ベンゼマ(レアル・マドリー)、MFエンゴロ・カンテ(チェルシー)、MFファビーニョ(リバプール)、FWジョタ(セルティック)を今夏獲得。サラーとベンゼマの2トップは実現しないようだ。

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