「サウジアラビアを楽しんで」モウリーニョ監督、ブラジル代表DFイバニェスのサウジ行きを明かす…アル・アハリに39億円で売却へ

[写真:Getty Images]

ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が、ブラジル代表DFロジェール・イバニェス(24)との別れを発表した。

【写真】モウリーニョ監督がイバニェスとのラスト2ショットで移籍を明かす

今夏の移籍市場で退団が噂されていたイバニェス。ノッティンガム・フォレストやアストン・ビラなどプレミアリーグのクラブからの関心があった中、どうやらサウジアラビアに移籍することになったようだ。

報道では、アル・アハリと個人合意しているとされていた中、ローマを指揮するモウリーニョ監督が自身のインスタグラムを更新。イバニェスのユニフォームを持った2ショットをアップし、別れを告げた。

「“ガロト”お幸せに。君は私がいなくて寂しくなるだろう。最後のシャツをありがとう」

「これで君は、私と私のスタッフとの夕食代を支払える」

「サウジアラビアを楽しんで」

「この写真を見た時、新しい選手だと思う人もいるだろう」

サウジアラビアへの移籍が決まったことを明かしたモウリーニョ監督。イバニェスは、2020年1月にアタランタからレンタル移籍で加入すると、2021年7月に完全移籍。チームの中心としてプレーし、公式戦149試合で9ゴール2アシストを記録。2021-22シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の優勝に貢献していた。

なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によれば、ローマは約2500万ユーロ(約39億円)の移籍金に加え、将来の移籍時の10%を含む、300万ユーロ(約4億7000万円)のボーナスを付けて合意したとのこと。4年契約を結ぶことになるという。

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