宮崎大医学部(宮崎市)の医師、看護師らでつくるプロジェクトチームは、ストーマ(人工肛門)利用者らがケア方法を習得するためのVR(仮想現実)アプリの開発を進めている。アプリを通じ、ストーマに慣れた人の動作を主観視点で疑似体験することで、排せつ物をためる袋状の「パウチ」着脱やストーマ周辺の洗浄などの習熟を目指す。チームは「当事者の不安解消、医療者の技術習得につなげる」と意気込んでいる。
人工肛門ケア、VRで習熟 宮崎大医師らアプリ開発
- Published
- 2023/08/08 06:00 (JST)
- Updated
- 2023/08/08 09:39 (JST)