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【鹿沼】農地法違反が指摘された鈴木毅(すずきたけし)市議(51)=2期、自民党きぼう=に対する問責決議案が7日、定例市議会本会議に提出され、賛成多数で可決された。
決議は大貫毅(おおぬきたけし)市議(62)=3期、立民=が提出し、市議12人が賛成者に名を連ねた。鈴木市議について「明確な根拠がないにもかかわらず、時効取得を理由とする所有権移転登記を行った」と指摘。「現時点で農地法違反の状況は解消されているが、違反を行った行為そのものの責任は問われなければいけない」とした。
採決では5会派の13人が賛成、自民党、自民党きぼう、公明党の計7人が反対した。可決後、鈴木市議は取材に対し「行政手続き上の問題であり、瑕疵(かし)があったことは認めている。問責決議案が可決されたことは納得できない」と述べた。
この問題では、市議会政治倫理審査会が開かれたが流会が続き、結論を出せないまま終了となった。