女性流血…追突した車の26歳男、基準5倍超のアルコール検出「酒は飲んでいない。飲酒検知も覚えていない」

酒酔い運転容疑、自称会社員の男を逮捕=川口市

 埼玉県警武南署は7日、道交法違反(酒酔い運転)の疑いで川口市西立野、自称会社員の男(26)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は同日午前0時25分ごろ、川口市戸塚4丁目の路上で酒を飲んで車を運転し、信号待ちをしていた原付バイクに追突する事故を起こした疑い。バイクを運転していた女性(35)は転倒し、顔面から出血するけがを負って救急搬送されたが、搬送時に意識はあり命に別条はない。

 同署によると男の呼気からは基準の5倍を超える、1リットル当たり0.8ミリグラムのアルコールを検出。同署の調べに対し「追突したと思うが酒は飲んでいない。飲酒検知したのも覚えていない」などと供述し、容疑を否認しているという。

© 株式会社埼玉新聞社