石仏パーマでランウェイ歩こう 10月に臼杵市でフェス、参加者を募集【大分県】

2回目の今年は石仏ヘアで商店街を歩く「石仏パーマランウェイ」を企画=臼杵市役所

 【臼杵】臼杵市は10月7、8の両日、仏像の髪形を模した「石仏パーマ」体験などを通して市内への誘客を図る「パーマフェスう♡(すき)ザ・セカンド」を開催する。今年は石仏ヘアで商店街を歩く「石仏パーマランウェイ」を企画。8月16日から9月10日まで体験希望者100人を募集する。

 昨年の初回は参加者154人が石仏頭で市内を周遊。臼杵の魅力を交流サイト(SNS)などで発信し、斬新さが好評だったという。

 昨年は新型コロナウイルス禍の感染対策として、体験者が分散されるよう期間を1カ月間と長めに設定。今年は「100人の仏様を集結させたい」と2日間限定にし、石仏パーマに合わせたユニークなファッションで来る人も多いことからランウェイを計画した。10月8日午後4時から、市中心部の八町大路商店街でショーを開く。

 石仏パーマは無料で、市外在住の18歳以上、髪の長さが5センチ以上ある人が対象。市民は市外在住者と一緒に申し込む場合のみ受け付ける。市内の理美容18店舗が協力し、パーマ液を使わずに1時間ほどで石仏ヘアを完成させる。

 体験者は石仏になった気分で臼杵を周遊し、観光地などで写真を撮影。インスタグラムにハッシュタグ「#パーマフェスうすき」を付けて投稿すると、市内商店街などで使える買い物券(500円分)とオリジナルタオルがもらえる。

 石仏パーマは予約制で、7、8の各日50人(応募多数の場合は抽選)。9月中旬にパーマ券を発送する。

 申し込みはパーマフェスうすきホームページの専用応募フォームから。問い合わせは市産業観光課(0972.63.1111)。

© 有限会社大分合同新聞社