大乱闘で6人が出場停止に アンダーソン6試合、ラミレス3試合

日本時間8月8日、MLB機構は先日のホワイトソックス対ガーディアンズの試合で発生した大乱闘への処分を発表した。出場停止処分を科されたのは、ホワイトソックスのティム・アンダーソン(6試合)、ペドロ・グリフォル監督(1試合)、ガーディアンズのホセ・ラミレス(3試合)、エマニュエル・クラセ(1試合)、テリー・フランコーナ監督(1試合)、マイク・サーボー三塁ベースコーチ(1試合)の6人。また、この6人に加え、ホワイトソックスのマイケル・コペックとガーディアンズのガブリエル・アリアスにも罰金が科されている。

大乱闘が発生したのは日本時間8月6日の試合だった。6回裏にラミレスがタイムリー二塁打を放って二塁へ滑り込んだ際、二塁のベースカバーに入っていたアンダーソンと言葉を交わし、両者がヒートアップ。両軍ベンチから選手やコーチが飛び出し、フィールド上に両軍が入り乱れての乱闘騒ぎとなった。

日本時間8月8日のブルージェイズ戦を欠場することになったフランコーナ監督は「あのようなことが起これば、何かしらの代償を払うことになる」とコメント。「常に自分の主張があるだろう。でも、物事には相手もいるわけだし、両者の言い分を聞かないといけないからね」とMLB機構が発表した処分内容への理解を示した。

監督やコーチには異議申し立ての権利がないため、フランコーナ監督、グリフォル監督、サーボー三塁ベースコーチの3人は処分が確定。クラセは異議申し立てをしないことを選択し、フランコーナ監督とともに日本時間8月8日のブルージェイズ戦を欠場することになった。一方、乱闘騒ぎの主役となったアンダーソンとラミレスはそれぞれ異議申し立てをすることを選択しており、処分が確定するまでは試合に出場し続けることができる。

なお、フランコーナ監督はアンダーソンが試合中ずっとアリアスをからかっていたことを明かしており、試合中のアンダーソンの言動が大乱闘につながったとみられる。この乱闘騒ぎでは今回出場停止処分を受けた6人(両軍監督、サーボー三塁ベースコーチ、アンダーソン、ラミレス、クラセ)が退場処分となった。

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