【岐阜県】川遊びから盆踊りまで!夏を満喫できる「郡上八幡」

一度は訪れて欲しい旧城下町“郡上八幡”

「誰もが訪れる観光地だけじゃなく、私しか知らない町にも訪れたい」

旅行好きな皆さんであれば、誰もが一度はそんな思いを抱き、地図を広げて気になる町を探したことがあるのではないでしょうか。

2023年の夏秋の観光シーズン、私しか知らない町を探しているあなたにぜひ訪れて欲しい町があります。

その町は岐阜県郡上市八幡町通称”郡上八幡”と呼ばれる山奥の小さな旧城下町です。

岐阜の小京都と呼ばれる歴史と水が豊かな町

郡上八幡は、日本のほぼ中央に位置しており、400年以上の歴史がある旧城下町です。

今も山の上には城が建ち、三方を山に囲われた小さな市街地には1,000軒以上の伝統的な木造家屋が建ち並び、その風景の美しさから“岐阜の小京都”とも呼ばれています。

町の中心部には透き通った清流“吉田川”が流れ、夏には鮎を釣る人たちや川遊びをする子どもたちで賑わいます。運が良ければ郡上八幡の夏の風物詩、子どもたちの度胸試しでもある橋からの飛び込みが見られるかもしれませんよ。

水がとても豊かな町で湧水や井戸、水路網が今でも生活の中で使われており、町の各所で見つけることができます。まちのどこを歩いていても水の流れる音が聞こえ、水路を覗き込むと小さな魚や鯉がたくさん泳いでいるので、ぜひ水路に沿って散歩してみてください。

近年では移住者も多く、古い建物を改修したカフェやレストラン、ギャラリーなど小さな素敵なお店が次々にオープンしています。新しいお店と昔ながらのお店が適度に混在しており、1周まわっても1時間程のコンパクトなエリアに集積しているため、とても観光しやすい町になっています。

>郡上市の観光情報はこちら

誰でも参加可能!ユネスコ無形文化遺産「郡上おどり」

郡上八幡の最も有名な伝統文化が、2022年にユネスコ無形文化遺産に選定された「郡上おどり」です。

日本三大盆踊りの一つにも数えられています。

毎年7月中旬から9月中旬までの間に全31夜、町の様々な場所で開催され、夜の8時頃から11時頃まで踊ります。

中でも、お盆の4日間(8月13日から16日まで)は“徹夜おどり”と呼ばれ、朝の4時、5時頃まで毎晩踊るという他に類のない奇祭が開催され、全国からファンが集まります。

郡上おどりの特徴は、誰でも自由に参加でき、普段の服装のままで踊ることができます。勿論いつでも休んだり、お酒を飲みに行ったりしても大丈夫です。

ただ、本来郡上おどりは浴衣を着て、手ぬぐいを首に巻き、下駄の音を鳴らしながら踊ります。ぜひ下駄だけでも履いて、音を鳴らして踊りを楽しんでみてください。

日帰り旅行でも長期滞在でも。

山奥の町ではありますが、公共交通が整っており都市部からアクセスしやすいのも魅力のひとつです。

日帰り旅行でも立ち寄ることができますし、勿論長期滞在でも楽しめます。

名古屋もしくは岐阜市(名古屋から在来線で20分)から直行バスが出ており、1時間半程で着くことができます。

【2023年最新】岐阜・郡上八幡へのおすすめアクセス方法

他にも、時間はかかりますがすごく綺麗な鉄道で行くこともできます、詳しくは下記ページにまとめていますので、ぜひご覧になってください。

夏秋が一番おすすめ!ぜひ今年は郡上八幡に。

郡上八幡は四季どの時期に来ても素敵な景色を見ることができますが、やはりオススメしたいのはこれからの夏秋シーズン。

夏は昼間は川遊びをして夜踊りに行くのが定番、秋には紅葉を楽しみながら散策するまちあるきが最高です。

今年は郡上おどりがユネスコ無形文化遺産に選定後、一番最初の開催となるため多くの人たちで盛り上がること間違いなし。

ぜひ今年の夏秋は郡上八幡にお越しください!

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