【東北編】日本に来たら参加すべきまつり4選

本州最北端の地域である東北地方。各県でその土地独特の特徴を生かしたおまつりが開催されます。

多数あるおまつりの中でも、8月上旬に開催される東北6大まつり(青森県のねぶた祭り、岩手県の盛岡さんさ踊り、宮城県の仙台七夕まつり、秋田県の竿燈まつり、山形県の花笠まつり、福島県のわらじ祭り)には、多くの市民や観光客が集まります。

その内のいくつかを以下でご紹介します。

1.青森県青森市「ねぶた祭り」

毎年8月2日から7日まで、青森市内で開催される、300万人以上の人々が詰めかける国内でも有数の大きなおまつりです。会場はJR青森駅から徒歩で約5~20分。

山車(だし※1)と呼ばれる大きな紙製の人形を車に乗せて引っ張りながら、その周囲を「ハネト」と呼ばれる踊り手たちが跳ね踊ります。山車はどれもカラフルかつ立体的で大迫力。会場ではハネトたちの口にする「ラッセラー」という掛け声が響きわたります。

なお、近隣の弘前市には名前のよく似た「ねぷた祭り」があります。ねぷた祭りではねぶた祭りで使うような立体的な山車に加え、扇形の平面な山車も使用します。掛け声は「ヤーヤドー」。どちらにも参加し、微妙な違いを楽しんで下さい。

開催情報
住所:青森県青森市柳川1-4-1
公式HP:青森ねぶた祭り

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2.宮城県仙台市「七夕まつり」

毎年8月6日から8日まで仙台市内で開催されます。会場はJR仙台駅から徒歩で約5分。紙と竹で作られた七夕飾りが街を美しく彩ります。

七夕飾りには7種類の小さな飾りを付けるのが決まり。それぞれの飾りには意味があり、学問・書道の上達、病気・災難の厄除け(※2)、家内安全と健康長寿、商売繁盛などの願いを込めて飾り付けをするのだとか。

色とりどりな七夕飾りが溢れる街を散策するだけでも、ウキウキした気持ちになれるでしょう。

開催情報
住所:宮城県仙台市青葉区中央区1周辺
公式HP:仙台七夕まつり

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3.秋田県秋田市「竿燈まつり」

毎年8月3日から6日に秋田市で開催されます。会場はJR秋田駅から徒歩で約15分。

米俵(※3)に見立てて組んだ竹に提灯(※4)をなん段も吊るし、その竹を額・腰・肩に乗せ、太鼓や笛の音色に合わせ、「ドッコイショ、ドッコイショ」の掛け声と共に、その年の豊作を祈りながら通りを練り歩きます。

秋田の夜空に輝く約1万個の提灯の灯は非常に幻想的です。観覧席は有料で、S席4,500 円、A席4,000円、B席3,500円で、6人が座れる桝席(※5)は28,000円です。

開催情報
住所:秋田県秋田市大町2周辺大通り
公式HP:秋田竿燈まつり

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4.山形県山形市「花笠まつり」

毎年8月5日から7日まで、山形市内で開催される、3日間で100万人もの人々が訪れる大規模なおまつりです。会場はJR山形駅から徒歩で約10分。

着物のような華やかな衣装と花笠(※6)を身に着けた踊り子が、太鼓の音に合わせ「ヤッショ、マカショ」の掛け声で、山車の後に続いて踊ります。

グループごとに同じ衣装をまとい、全員がそろった踊りをする姿は見事です。列の最後尾には飛び入り参加用の列が用意されているので、トライしてみたい人は参加してみてください。

開催情報
住所:山形県山形市十日町~本町~七日町通り
公式HP:山形花笠まつり

※6…花笠(はながさ):踊りなどに使う花や造花で飾った帽子の一種。

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おわりに

どのおまつりも大勢の観光客が押し寄せ、ホテルが満室になる可能性があるので、おまつりを観覧・参加する際は宿泊先をしっかり確保してから旅行の予定を立てましょう。

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