マクヘンリー氏が古巣キングスに“復帰” アシスタントコーチ契約、背番号「5」は永久欠番に

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは7日、2008年から9年間活躍したアンソニー・マクヘンリー氏(米国・アラバマ州出身)の在籍時の背番号「5」を永久欠番とし、新たに2023―24シーズンのアシスタントコーチとして契約すると発表した。チームの永久欠番はジェフ・ニュートン氏の「50」、金城茂之氏の「6」に続き3人目。

 マクヘンリー氏は、ニュートン氏と08―09シーズンにキングスに入団。ニュートン氏と金城氏とともにキングスを初の日本一へと導き、bjリーグ時代の4度の優勝に貢献した。17―18シーズンからは信州ブレイブウォリアーズへ移籍。信州の1部昇格にも寄与し、7月19日に現役引退が発表された。球団は「エースとして活躍し、常勝チームの中心として、キングスの伝統の確立に貢献した」と永久欠番の理由を説明した。

 マクヘンリー氏は「選手としてコートを離れた後、沖縄に戻って来られるとは思ってもいなかった。沖縄は日本のバスケットボールの経験を始めた特別な場所だ。キングスという球団には、これからの数々の勝利と成功を収めるための機会を与えていただき、心から感謝している。最高の選手たちから学べる機会を楽しみにしている。Go Kings!」とコメントした。

 (名波一樹)

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