骨寺村、団子でPR 一関・松栄堂「ごま摺り」姉妹商品を11日発売

コラボ商品を通じて歴史ある地域の魅力発信に取り組む佐藤瑠一代表

 岩手大の学内カンパニー彩景(さいけい)プロダクション(佐藤瑠一代表、8人)が企画協力した、一関市の老舗菓子店松栄堂(小野寺宏真社長)の「抹茶だれ団子 みどり」が11日、発売される。「骨寺村荘園遺跡」がある同市厳美町本寺地区の荘園米を生地に使用。世界遺産拡張登録に向けて活動に励む祖父を見てきた佐藤代表(22)=農学部4年=が中心となり、歴史ある地域の魅力を発信する。

 同社の「ごま摺(す)り団子」の姉妹商品として開発。骨寺村荘園米を米粉に加工してできた団子の生地で、抹茶ソースを包んだ。ソースには県内産の藻塩も使用している。

 11日から一関市の3店舗と盛岡市の1店舗で販売する。8個入り864円。

© 株式会社岩手日報社