s-ken、1983年発表のセカンドアルバム『Gang Busters』サブスク/ダウンロード配信化決定!

70年代に特派員に任命され渡米し、当時乏しかったPUNK / NEW WAVEシーンの情報を日本に紹介、「東京ロッカーズ」、「東京ソイソース」、「エスケンのカメレオンナイト」など多くのプロジェクトでムーブメントを創り出し、プロデューサーとして沢山の著名なアーティストを育成、輩出してきたプロデューサー、ソングライター、DJそしてミュージシャンであるs-ken。 彼が1983年に発表したセカンドアルバム『Gang Busters』が、9月2日(土)にサブスク/ダウンロード配信化することが決定した。

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1983年、パンク&ニューウエイヴ感覚に多様な音楽性をブレンドしていった時期の作品。実験的な試みに新旧の友、YMOの細野晴臣とミュートビートのこだま和文などがレコーディングに参加してくれた。

s-kenは1947年、東京・大森生まれ。 71年、数万人の応募者から選ばれ作曲者としてボーランドの音楽祭に参加、世界を放浪後、音楽雑誌の編集スタッフとしても働き、75年ヤマハ音楽振興会の海外特派員として渡米。ニューヨークに滞在中、CBGBなどのニューヨークパンクロックシーンに刺激を受けて、2年半後帰国後、伝説のパンクムーメント「TOKYO ROCKERS」を牽引。

アーティストとしてはデビュー・アルバム『魔都』(81年)、セカンドアルバム『ギャングバスターズ』(83年)を経て、パンク、ファンク、ブガルー、レゲエなどをハイブリッドさせたs-ken & hot bombomsを結成、80年代のクラブシーンを代表するエポックなイベント『Tokyo Soy Source』に参加しつつ、4枚のアルバムを発表。 同時期、『異人都市 TOKYO』、『PINHEAD』などの作家・編集者として、『カメレオンナイト』、『ニポニーズナイト』などのイベントプロデューサーとしても活動、東京のクラブシーンの揺籃期を活性化してきた。91年以降は次第にレコード&CDの音楽プロデューサーに専念、『JAZZ HIP JAP』(UK クラブチャートにイン)、『東京ラテン宣言』、クラムボン、スーパーバータードックから現在に至るまで、プロデュース作品は109タイトルに及ぶ。

また、写真家・上出優之利の第3作品としてs-kenの写真集が、世界的に名高い写真集専門出版社・SUPER LABO(スーパーラボ)から9月2日に発売されることになった。詳細はこちら。

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