旗手怜央がセルティックから移籍の可能性? 昨季MVP候補も開幕ベンチスタートで再燃

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

セルティックの日本代表MF旗手怜央(25)に移籍の噂が浮上している。

2022年1月に川崎フロンターレから加入した旗手。2年目となった2022-23シーズンはスコティッシュ・プレミアシップで32試合6ゴール9アシストを記録し、最優秀選手賞の最終候補に残るほど、大きな評価を得ていた。

チームの国内3冠にも大きく貢献した旗手だが、今シーズンはアンジェ・ポステコグルー監督が退任し、ブレンダン・ロジャーズ監督が就任。すると、シーズン開幕戦となったロス・カウンティ戦ではベンチスタートとなった。

後半途中出場を果たしたものの、ポステコグルー監督時代は絶対的な主軸だった中で、開幕戦でスタメンを外れたことは大きな話題となっている。

そんな中、セルティックの専門メディアであるスコットランド『67 Hail Hail』が旗手の去就について報道。夏の移籍市場の残り数週間を見守る必要があるとした。

セルティックの中でも大きな価値があると評価されている旗手だが、開幕戦で起用されたデイビッド・ターンブルが2ゴールを記録。ロジャーズ監督も称賛の言葉を送っていた。

シーズン初戦でしかなく、プレシーズンでは旗手もプレーしていただけに、ロジャーズ監督の真意は不明だが、結果を残したターンブルを外す理由はなく、しばらくは旗手がベンチに座る可能性があるという。

ただ、チャンピオンズリーグ(CL)をはじめ、この先に試合を多く行うことを考えれば、旗手にチャンスが来るのは当然との見方がある。

一方で、今夏移籍する可能性も十分にあるとのこと。旗手を売却できれば、セルティックは多くの資金を手にすることが可能に。中盤の選手は豊富にいながらも、セルティックが補強に動いている点も、旗手の移籍に備えているという見方ができるという。

いずれにしても残りの期間にどのような動きがあるのか。旗手には多くの関心が寄せられているだけに、シーズン開幕後の移籍も十分にあり得るとされている。

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