白ナンバー飲酒検査を義務化 12月1日から、警察庁

警察庁

 警察庁は8日、自社の業務のために荷物を運ぶ「白ナンバー」の車を使う事業者に対する、アルコール検知器によるドライバーの飲酒検査を、12月1日から義務化すると正式決定した。改正道交法施行規則の関連規定を同日から施行する。

 2022年10月開始予定だったが、世界的な半導体不足の影響で検知器の供給が間に合わないとして、延期していた。

 今年6~7月に実施したパブリックコメント(意見公募)では、導入準備のため24年4月以降の開始を求める意見も寄せられた。警察庁は検知器メーカーでつくる団体や、義務化の対象となる事業者への調査で、今年12月までに十分な台数が供給される見通しだと判断した。

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