立秋 クリ膨らむ 岡山県内は蒸し暑い朝に  

蒸し暑さの中、少しずつ秋の訪れを感じさせるクリの実=8日午前9時33分、こどもの森

 8日は二十四節気の「立秋」。暦の上では秋が始まる日とされるが、岡山県内は九州地方に接近した台風6号の影響で湿った空気が流れ込み、蒸し暑い朝になった。

 各地の朝の最低気温は、笠岡市27.5度(平年24.7度)、岡山市中心部26.9度(25.0度)、瀬戸内市25.4度(24.1度)、新見市千屋23.9度(19.4度)―など。全16観測地点で平年を0.2~4.5度上回った。

 岡山市北区学南町の「こどもの森」では、セミの声が響く中、クリが緑色のいがの中で実を膨らませ、暑さの中にも秋の訪れを感じさせていた。

 岡山地方気象台は「向こう1週間、台風の影響で曇り空が続くだろう。11日以降は晴れ間が出て一段と蒸し暑くなる」としている。

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