栃木県内で暑さ続く 熱中症の疑いで7人が救急搬送

 先週までの猛暑と比べると暑さが和らいだものの、栃木県内では佐野などで35度以上を記録するなど7日も暑さが続いていて、夕方までに熱中症の疑いで7人が救急搬送されました。

 7日の県内の最高気温は、小山で35.4度を記録しました。そのほか県内に14箇所ある観測地点のうち、佐野と大田原の2か所でも最高気温が35度以上の猛暑日となりました。

 県消防防災課は、7日午後4時までに、県内で7人が熱中症の疑いで救急搬送されたと発表しました。入院が必要な中等症は4人で、いずれも75歳以上の高齢者だということです。

 また、塩谷広域行政組合消防本部管内では、矢板市の高校の女子生徒2人が、体育館での部活動中に手足のしびれや頭痛を訴え、救急搬送されましたが、いずれも軽症だということです。

 宇都宮地方気象台によりますと、明日からは天気が下り坂で、栃木県は南部北部ともに曇りの予報です。宇都宮と大田原では33度まで気温が上がるとともに湿度が高くなりそうです。

 喉の乾きを感じていなくても適切な水分補給と、冷房の使用を心がけてください。

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