メルセデスF1代表、マウンテンバイクでの事故で左腕を骨折。妻のスージー・ウォルフがSNSで明かす

 メルセデスのチーム代表を務めるトト・ウォルフは、オーストリアでマウンテンバイクを運転中に転倒して左肘を骨折し、波乱万丈な夏休みのスタートを切った。

 この不運な出来事は、妻のスージー・ウォルフがソーシャルメディアの投稿で明らかにした。写真にはオーストリアの山中で過ごしている夫妻と息子のジャックの写真も含まれていた。51歳のウォルフは左腕に長いギプスをしているところを目撃されているが、特に合併症などについては言及されておらず、残り2週間のF1の夏季休暇の間に速やかに回復するだろうと思われる。

 過去、休暇中に危険な目にあったF1の有名人たちは何人かいる。2021年8月、レッドブルのチーフテクニカルオフィサーを務めるエイドリアン・ニューウェイも、クロアチアでサイクリング中に転倒した。事故は深刻なもので、ニューウェイは適切な開頭手術を要する多発性骨折を頭蓋骨に負った。そのためニューウェイはレッドブルにとって重要な時期に、数レースの間ピットウォールから離れることになった。将来、F1の有名人たちは、休暇中は四輪の乗り物に乗ることを考えるようになるかもしれない。

 一方、スージー・ウォルフのインスタグラムの投稿には、F1アカデミーのマネージングディレクターである彼女がレーシングスーツとシューズを身に着け、カートセッションのためにコースへ向かうのに先立って息子に説明をしている写真もあった。母親はなんでも知っているものだ……。

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