V・ファーレン長崎は8日、FC町田ゼルビアのスペイン人DFカルロス・グティエレス(31)を完全移籍で獲得したことを発表した。
カルロス・グティエレスはラス・パルマスやレガネス、ブルゴスでプレー、ヌマンシアから2020年にアビスパ福岡に加入しJリーグでのキャリアをスタートさせた。
福岡では2シーズンプレーし、J1で8試合、J2で5試合、リーグカップで5試合1得点、天皇杯で1試合に出場。2022年は栃木SCでプレーし、J2で36試合4得点、天皇杯で1試合に出場していた。
町田には今シーズンから加入し、J2で14試合、天皇杯で2試合に出場。ただ、7月9日の東京ヴェルディ戦を最後に出番はなかった。
カルロス・グティエレスは両クラブを通じてコメントしている。
◆V・ファーレン長崎
「長崎サポーターの皆様へ。V・ファーレン長崎でプレーできることに喜びを感じています。皆様に直ぐに会えると思いますし、目的に向かって一緒に成功させましょう。チームを助けるために、毎日努力します。ヨロシクオネガイシマス 」
◆FC町田ゼルビア
「FC町田ゼルビアファン・サポーターの皆様へ」
「さよならをするのは辛いですが、町田ファミリーの一員として、この数ヶ月過ごせたことは、本当に私の誇りです。私達は長く連勝を続け、歴史を作りました。シーズン終了後には優勝できると信じています」
「私は町田GIONスタジアムにて、ファンの皆様の前で、本当に楽しんでプレーすることができました。皆様の愛を沢山感じました。すべてをありがとう」
首位の町田からの移籍となるが、長崎は29試合を終えて勝ち点46の5位とJ1昇格プレーオフ圏内に位置。2位のジュビロ磐田までは勝ち点差「8」という状況となっている。
また、今夏はDFカイケが大宮アルディージャへと期限付き移籍しており、カルロス・グティエレスがその穴を埋めることとなる。