かば焼きと白焼きが半分ずつ？！おいしい鰻重とひつまぶしを堪能♡

毎週月～金曜日ゆうがた5時30分から放送している奈良テレビの「ゆうドキッ！」では「奈良にうまいもんあり！」と題して、プロの料理人に紹介してもらった美味しいお店をつないで紹介していきます。

※この記事は8月7日（月）に放送された内容です。

今回訪ねたのは、橿原市にあるうなぎが堪能できるお店「炭焼き　鰻真（うなしん）」さんです。

活きのいい少し大きめのうなぎは、時期に応じてベストな産地の養殖うなぎを朝に仕入れています。そして熟成し、理想に近づいてきたという秘伝のたれに炭火で焼いたうなぎを直接つけます。何万匹ものうなぎの脂がはいったたれは旨味がどんどん増して、深みのある味になっていくのだとか。オープン当初から熟成が続き、現在４年目、今が最高においしいそう。

まずは一番人気のメニュー「鰻重　極」をいただきます。

蓋を開けると、お重の上にはたっぷりとうなぎが乗っています。普通のお重と違って、半分がかば焼きで、もう半分は白焼きなのが特徴です。2種類の焼きの違いを同時に楽しめる鰻重を、さっそくいただきます。

かば焼きは、焼きたての身が柔らかく、ホクホク！下の皮はカリッとしています。たれはとても優しい味わいで、主張しすぎないので、うなぎ本来の甘さ、食感もしっかり味わうことができます。

そして、白焼き。ワサビとしょう油でいただくのが一般的だそうですが、こちらのお店はちょっと変わっています。
用意されているのは、なんとバターです。あつあつの白焼きの身の上にバターをすべらせると熱で溶けたバターが沁みていきます。さらに岩塩をかけていただきます。今までにない食べ合わせですが、これが相性抜群です！白焼きは、よりうなぎの脂身を楽しめます。

かば焼きと白焼きを合わせたり、ワサビやバターで味変したり…食べ進める箸が止まらず、あっという間に食べ終わってしまいます。

続いては、こちらもボリュームたっぷり「ひつまぶし」をいただきます！

おひつからお茶碗に移してまず一杯目、そのままご飯と一緒にいただきます。身が刻まれているので食べやすいんです。そして二杯目は、薬味をつけて味変を楽しみます。ねぎとワサビを入れると、また違った味わいに。炭とねぎとワサビの香りが口の中で弾けます。

そして三杯目は薬味を乗せた状態であたたかいお出汁をかけて、だし茶漬けにしていただきます。昆布だしを回しかけると、うなぎの脂が出汁に染み出て旨味がさらに増します。

今回紹介できなかった数量限定の商品で、ふわふわのだしまき玉子と脂ののった炭焼きウナギが相性抜群の「うな玉重」も大人気です。まだまだ続きそうな夏、バテてしまいそうな時はうなぎを食べてスタミナ補給しませんか？

※この記事は取材当時の情報です。