台風6号　九州の西海上を北上

9日（水）は、台風6号が九州の西の海上を北上する見込みです。このため、西日本や奄美では雨の降る所が多く、雷を伴って非常に激しく降る所もあるでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風に厳重に警戒し、うねりを伴った高波に警戒してください。
東海～関東や東北太平洋側でも、台風からの湿った空気が流入するため雨が降りやすく、雷を伴って激しく降る所もあるでしょう。北海道は前線の影響で雲が広がり、所々で雨が降る見込みです。北陸～東北日本海側や沖縄では、晴れ間もありますが雲が広がりやすく、所によりにわか雨や雷雨があるでしょう。
なお、台風7号は今後、小笠原近海を発達しながらゆっくりと北上する見込みです。台風7号についても、今後の情報を確認するようにしてください。

（気象予報士・吉田 信雄）

画像について：9日午前9時の予想天気図。