8日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル＝143円台前半で取引された。
午後5時現在は前日比95銭円安ドル高の1ドル＝143円07～09銭。ユーロは82銭円安ユーロ高の1ユーロ＝157円04～08銭。
前日の米長期金利が上昇したことを受け、日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いが優勢だった。前日の米国株が堅調だったことも、相対的に安全な資産とされる円の売り材料となった。
市場では「米連邦準備制度理事会（FRB）による金融引き締めが長期化するとの思惑から円を売る動きも出ている」（外為ブローカー）との声が聞かれた。
