『トランスフォーマー/ビースト覚醒』 中島健人・仲里依紗ら、サプライズゲスト登場に大興奮

8月4日(金)にTOHOシネマズ 日比谷で行われた『トランスフォーマー/ビースト覚醒』初日舞台挨拶に主人公・ノア役の中島健人(Sexy Zone)、ヒロイン・エレーナ役の仲里依紗、ミラージュ役の藤森慎吾(オリエンタルラジオ)が登場した。さらに『トランスフォーマー』シリーズが大好きであると明言している3人へのサプライズとして、アニメシリーズと実写版全7作品のオプティマスプライム役を40年務め上げる“レジェンド声優”玄田哲章と、本作にも登場しスピンオフ映画も製作されたトランスフォーマーのバンブルビーが途中からサプライズ登場し、会場を沸かせた。

4日に日本公開を迎え6日までの3日間で興行収入3億5000万円超えを記録し、同日公開の洋画作品でNo.1の大ヒット。この成績は、前作『バンブルビー』との対比で驚異の153%を記録した。

日本のSNSにおいて字幕版はもちろん、日本語吹替版の評価が高く「吹替版観たけど、最後まで駆け抜けるようなテンポ感で、一気に見終わった。特にミラージュとノアのやり取りが好きで泣けた」、「吹替版大勝利!中島健人も仲里依紗も藤森慎吾もめちゃくちゃ上手いし、続編があったら続投してほしいレベル」とトランスフォーマー愛の情熱でアフレコに挑んだキャスト声優陣、そしてアニメシリーズから続投した声優陣をはじめ、『トランスフォーマー』とのつながりが濃い最強の吹替版キャストが勢ぞろいしている日本語吹替版にも絶賛の声が集まっている。

中島健人&藤森慎吾 劇中のノアとミラージュさながらのコンビネーションを発揮

中島は「プロモーションとしてはNY(のワールドプレミア)からはじまって、こうして日本に来て、遂に公開の日を迎えられたこと、皆さんと僕らのビーストが覚醒できたことを心よりうれしく思っています」と胸いっぱいの様子でコメント。仲は「暑い中、皆さんがここまでたどり着くことが出来て良かったです。私たちは冷房ガンガンのところで先ほどまで取材を受けていました(笑)今日は楽しく皆さんとお話しできたらいいなと思います」と笑顔で答えた。

藤森は「オートボットのミラージュ役を演じさせて頂きまして、おちゃらけたキャラクターではあるんですが、相棒ケンティーとのとても良い友情をご覧頂けたのではないかなと思っています」と語り、「良いシーンだったよね?」と中島にアイコンタクトすると「本当に良いシーンでした。声だけのつながりでもワンチーム!」と返し、藤森が「センキュー」と拳をあわせる姿を見せ、会場を沸かせた。

それぞれがトランスフォーム(変形)したいものとは?

今作ではシリーズ初の動物からトランスフォーム(変形)するビースト型トランスフォーマーが登場するが、もし自分が何かにトランスフォームできるなら何が良いか?と問われると、中島は「僕がトランスフォームしたいものはマイクです」と回答。藤森が理由を尋ねると「いろんな美しい声を聴きたいから」と語った中島にすかさず藤森が「セクシー!」と盛り上げ、仲を含め会場からは笑いが巻き起こった。藤森は「(中島との再会が)6年ぶりなんですけど、いきなり武勇伝やってくれたり、パーフェクトヒューマンをやってくれるので、すごく楽しい1日でした」とオリエンタルラジオのネタで盛り上がった話を告白。

続いて同じ質問に仲は「普通に石油王とか?プライベートジェットとか、セレブに関係するものにトランスフォームしたい。石油王に飼ってもらっているライオンとか」と回答し、中島と藤森も「夢ですよね」とそろって同調した。最後に藤森が問われると「1番身近だけど相方とかね。いつもは「あっちゃん、かっこいいー!」とか「パーフェクトヒューマンだ」とか言ってる側だから、一度は俺も言われる側になってみたい」と答えた。そこで中島が「今回ミラージュを演じたことで、みんなは藤森さんのことかっこいいって思ってますよ?」と語ると、会場からは藤森への拍手が鳴り響き、藤森も「ありがとう」と照れながら笑顔で応えた。

サプライズゲストの登場でキャスト陣が大興奮!

イベントの途中、完全サプライズのスペシャルゲストとして、バンブルビーが登場。中島は「大興奮なんだけど!」と目を輝かせ、特にバンブルビーが1番好きと公言する仲は「えー!ビー可愛い!」と絶叫し、ステージ上で対面すると熱いハグを交わした。ガシャガシャと音を鳴らし何かを伝えようとするバンブルビーだが、そこへ「バンブルビー、発言を許可する」という声が聞こえ、さらなるサプライズゲストとしてオプティマスプライムの声を務める声優の玄田哲章も登場。玄田は「皆様、お久しぶりです。何が起こるかわかりませんが、最後まで楽しもうじゃないですか」と挨拶した。続いて何かを伝えたげなバンブルビーにも耳を傾け「中島さん、仲さん、藤森さん、映画公開おめでとうございます。素敵な吹替ありがとうございます。と、ビーが言っています」と玄田が通訳すると、3人も「ありがとうございます」と歓喜。

TVアニメシリーズから40年間、オプティマスプライムを務め上げてきた玄田は「40年間で色々ありましたけど、僕の中での1番の思い出は実写になったことですね。アニメはいろんなトランスフォーマーがパッパッと出来ますが、実写では頭で想像しても実際に映像で観ると難しいじゃないですか。それを観たときの驚き。あの衝撃は忘れられないですね」と語った。さらに「私の息子が健人っていう名前で同じ漢字なんです。あなた(中島)の場合は由来はクラーク・ケントなんですよね、僕の息子の由来はケント・デリカットなんですよ」と意外な共通点を明かした。

最後に映画を見るファンに向けてのコメントで玄田は「今作はこれからトランスフォーマーの世界がどんどん広がっていくという証でございます。この先、続編に続くかもしれませんし、展開が楽しみです」とコメント。

続く藤森は「夏休みにぴったりな最高の映画だと思いますし、ビーストが覚醒して、ミラージュとノアの友情も覚醒して、続きもありそうな気がするのと、またケンティーと一緒にやれるかもしれませんので、次回作も含めて楽しみに待って頂ければと思います」と次回作に向けての意気込みも語った。

仲は「最高の夏のエンターテインメントで友達同士でも良いですが、家族、子供とも観れる作品です。私は息子が生まれる前から大好きな作品だったのが、今は息子も大好きになってくれて、家族でも大好きです。皆さんもぜひご家族だったり、大切な人だったりと、迫力のある映像なのでぜひ映画館でトランスフォームしてください!」と力強くコメントした。

最後に中島が「原作(アニメシリーズ)の頃から主題歌が好きでした。今回、ハリウッド映画化してSexy Zoneとして主題歌も(担当)させて頂いて、こんなにも多くの方に来て頂けたことが本当に夢がかなったなという風に改めて思っています。ファン代表になったつもりで全力で挑みました。多くの方に届くことを心から願っております」とそれぞれが熱いメッセージを語り、イベントを締めくくった。

『トランスフォーマー/ビースト覚醒』
2023年8月4日(金)より全国公開中
配給:東和ピクチャーズ
©2022 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO.©2022 HASBRO

吹替キャスト:中島健人(ノア役)、仲里依紗(エレーナ役)、藤森慎吾(ミラージュ役)
玄田哲章(オプティマスプライム役)、子安武人(オプティマスプライマル役)

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