全世界興収1400億円突破の大ヒット!『バービー』映画化のポイントは、世界中の人々が持つ“バービーとの繋がり”

『バービー』©︎2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

世界で最も有名なファッションドールである“バービー”を映画化した『バービー』が、8月11日(金)より日本公開。このたび、監督・キャスト陣がバービーとの思い出を語る特別映像が解禁となった。

全世界興収10億ドル突破

日本に先駆け全米公開を迎えた本作は、週末3日間の興行収入1.55億ドル(約218億円)を記録し、大ヒットした『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』を越え、2023年に公開されたすべての映画でNo.1となるロケットスタートを切った。その後も勢いはとどまらず、週末を越えた翌月曜日の興行成績は、『ダークナイト』を超えてワーナー・ブラザース映画史上No.1を記録。さらに、週末の興行成績は3週連続のNo.1を記録し、劇場にはピンクの衣装を身にまとった観客たちが詰めかけるなど、各所で“バービー旋風”を巻き起こしていることでも話題を集めている。

また、8月6日(現地時間)の時点で、全世界累計興行収入は10億ドル(約1420億円)を突破。公開からわずか17日での到達は、『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』(19日で到達)を抜いて、ワーナー・ブラザース映画史上最速のペースとなった。これにより、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』を超えて今年公開作の全世界累計興行収入ランキング2位にすでにランクインし、ますます盛り上がりを見せている。(数字は全て BoxOfficeMojo 参考)

“観る人がバービーやケンに自分を重ねられる世界”とは?

1959年に初めて発売されたファッションドール・バービーは、<女の子はみんな母親になりたい願望があり、赤ん坊の人形を世話するのを好む>という長年の概念に挑戦するものだった。それらすべてに変化をもたらしたバービーは、憧れとインスピレーションを与える存在となり、瞬く間に世界的なヒットを記録。初登場から60年以上経った今でもバービーは変わらぬ人気を誇り、世界で最も売れている人形として知られている。そんなバービーを初めて映画化したのが、現在世界中で記録的ヒットを飛ばしている『バービー』だ。

「みんなバービーと遊んだ思い出があると思う」と語るのは、主人公のバービーを演じたマーゴット・ロビー。「世界中の誰もが知っているバービーは、あまりにも大きな存在。たくさんの思い出とともに多くの人々がバービーにつながりを感じている」とバービーの偉大さにあらためて言及している。バービーランドの住人である別のバービーとして登場する、ハリ・ネフ、イッサ・レイ、ニコラ・コクランたちも、「本物だったらいいのに!と思っていた」「30体ほど持っていた」など、バービー人形で遊んでいた幼い頃を笑顔で振り返っている。

バービーが訪れる人間世界で出会う、バービーの持ち主の少女サーシャを演じたアリアナ・グリーンブラットは、「持ってたバービーをペンで色を塗ったり髪の毛を切ったりして、みんな“変てこバービー”にしちゃった覚えがある」と子供ならではの無邪気な遊び方について語り、サーシャの母グロリアを演じたアメリカ・フェレーラは、幼少期バービーにあまり興味がなかったことを正直に明かしながらも、撮影を経て「今は大好き」になったことを語っている。細部までこだわり抜かれたピンク尽くしのセットやコスチュームに身を包んだキャスト陣の姿、コメントと共に映し出される見どころシーンの数々も必見だ。

監督を務めたグレタ・ガーウィグは、「みんなそれぞれバービーとの思い出があるから、自分をバービーやケンに重ねられる世界をつくる必要があった」と映画化において重視したポイントについても言及。主演だけでなく製作も務めたマーゴットも、世界中で愛されるバービーの映画化を「すばらしい機会」と称している。さらにマーゴットは、「観客は、良くも悪くもバービーに対する思いや印象という先入観をもっているだろうから、私たちは責任重大だということを分かっていたの。とてつもなく大きな挑戦だったけれど、私たちは全力を挙げて制作に臨んだわ」と世界中の人々が持つそれぞれの“バービーとの思い出”こそが、映画化のキーポイントでありチャレンジだったことも明かしている。

『バービー』は8月11日(金)より日本公開

マーゴット・ロビー主演『ドリームランド』はCS映画専門チャンネル ムービープラスで2023年9月放送

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