米国での挑戦を決意した2700・ツネのこれまでの活動ぶり

お笑いコンビ・2700から脱退することを発表したツネが7日、ユーチューバー・カジサックとして活動するお笑いコンビ・キングコングの梶原雄太のユーチューブ「カジサックの小部屋」に出演した。

冒頭、カジサックが「ツネから大切なご報告がございます」と話を振ると、ツネは「私、ツネ、『2700』を脱退することになりました」と改めて報告。

以前から「アメリカ挑戦」を掲げ、これまでに2回、現地のイベントに出演。その経験を経て、「たまにアメリカに行ったりしている間に、自分のアメリカに対する気持ちがどんどん大きくなってきてしまった。情熱を自分の中で抑えきれなくなってきて、中途半端な気持ちで『2700』を続けていくのはちょっと違うなっていう思いがあって、それを(相方の)八十島さんに相談したところ脱退って形になった」と経緯を説明した。

快く送り出してくれた八十島に対しては、「感謝している。こういう話を相談したときに、『思いっきり頑張ってきてほしい』って言ってくださって。本当に感謝しています」と頭を下げた。

同コンビは2008年2月結成し、無名ながら結成わずか8カ月で「キングオブコント」の決勝に進出した。

2011年の「キングオブコント」において3年ぶりに決勝進出。「右肘左肘交互に見て」と「キリンスマッシュ」の2本を披露し、優勝のロバートに次ぐ2位で準優勝を果たした。

著名な占い師のアドバイスを受け、2017年8月から、コンビ名を「ザ ツネハッチャン」に改名したが、翌年8月にコンビ名を戻した。

「芸風は主に歌ネタで、特にリズム系のものが多いので、言葉が多少通じなくても、現地の人におもしろさが伝わるはず。とにかく明るい安村のネタが、海外でもバズったのが背中を押したのでは」(テレビ局関係者)

ツネが米で売れて日本に凱旋することを期待したい。

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