カイセドがブライトンのトレーニングを欠席、チェルシーへの移籍を強行か

[写真:Getty Images]

ブライトン&ホーヴ・アルビオンのエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)が、移籍を強行する姿勢を示したようだ。

今夏の移籍市場で、チェルシーからの関心が報じられ続けているカイセド。しかし、ブライトンは1億ポンド(約182億3000万円)の値札をつけて徹底抗戦の意思を示し、7月にはチェルシーからの8000万ポンド(約142億5000万円)のオファーを拒否していた。

イギリス『デイリー・メール』によると、交渉が停滞したまま新シーズンが開幕しそうな状況に、不満を抱えたカイセドは行動を起こしたとのことだ。かねてよりチェルシーへの移籍希望を口にしていた選手は7日に行われたトレーニングを欠席し、移籍を強行する構えを示している。

これを受けてもブライトンは今週末に行われるプレミアリーグ開幕節のルートン・タウン戦で、カイセドを起用する方針は変更せず。ただし、選手がこれ以上トレーニングを欠席する場合、何らかの対応が必要になると考えられる。

カイセドは今年1月にもアーセナル移籍を希望し、トレーニングをボイコット。その際は最終的にチームへ復帰し、昨シーズンのプレミアリーグを6位で終える原動力となったが、今夏はどのような結末を迎えるだろうか。

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