質問通告、1時間超早まる 通常国会で官僚アンケート

 内閣人事局は8日、国会での質問内容を議員が政府側に伝える「質問通告」を巡り、先の通常国会での職員アンケート結果を発表した。質問通告が出そろう平均時刻は委員会前日の午後6時26分で、昨年10月召集の臨時国会を対象にした前回調査と比べて1時間超、早まった。

 通告時間が委員会前日の午後6時を過ぎたケースは、前回が約6%だったのに対し今回は約3%にとどまった。答弁作成終了の平均時刻も前回は当日の午前2時56分だったが、今回は午前1時42分となった。

 調査は昨年に続き2回目。今回は通常国会会期中の5月15日~6月21日を対象に実施した。

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