8月8日、静岡県内は各地で気温が上昇。2週間ずっと熱中症警戒アラートが出続けるなど、危険な暑さが続いています。そんな夏を乗り切る切り札が「スタミナ飯」です。おいしく、夏バテを吹き飛ばす、そんな食べ物が県内で増えています。
【写真を見る】「食べるごとに元気になる」夏バテ吹き飛ばすなら！“スタミナ飯”続々登場 味の秘密は=静岡
静岡市葵区のラーメン店「豚そば一番星」では、スタミナ回復に抜群な限定麺を提供しています。その名も「ベトコン豚そば」です。
＜豚そば一番星 杉本憲一店主＞
Q.ニンニクが結構入ってますね？
「そうですね。これをゆっくり揚げて、ホクホクになるまでゆっくり炒めます」
「ベトコン」とは、ベストコンディションの略。愛知県発祥のご当地ラーメン「ベトコンラーメン」の具材、たっぷりのニンニクで炒めたニラともやしを自慢の豚そばと掛け合わせました。
＜井手春希キャスター＞
「いただきます。ニンニクのパンチがすごい。ちょっとピリ辛で、タレの甘辛さも相まって、美味しいですね。これは、スタミナつきますね。食べるごとに元気になってくる感じ」
県内の熱中症警戒アラートは過去最長となる14日連続に。この異常ともいえる連日の猛暑は確実に私たちの体力を削っていますが、そんな時に効果的なのがニンニク。ニンニクに含まれるアリシンという成分がビタミンB1と結びつき、体のエネルギーを維持する働きがあるといわれています。
次に訪れたのは、静岡市葵区にある、たこ焼き居酒屋。こちらの「スタミナ飯」はたこ焼き居酒屋が作る唐揚げ「スタミナガーリック」です。
＜井手春希キャスター＞
「もういい香りがしてます。この唐揚げのスタミナポイントは?」
＜縁だこ静岡両替町店 栗本悠佑店長＞
「一般的な唐揚げと違って、醤油をほとんど使わずに、しょうがとニンニクをたっぷり使って下味を付けています」
そして、その唐揚げに…。
＜縁だこ静岡両替町店 栗本悠佑店長＞
「はい、そしてこちら」
Q.それは何ですか?
「当店オリジナルのにんにくダレで、たっぷりとかけ、追いニンニクをして完成です」
＜井手春希キャスター＞
「追いニンニクもしちゃうんですか」
＜縁だこ静岡両替町店 栗本悠佑店長＞
「スタミナ満点です」
「スタミナ飯」は、こんなところにも。焼津市にある日帰り温泉施設のお食事処には、サウナの後に食べる激辛・スタミナ満点のメニューがあります。アメリカの人気激辛ソース「デスソース」を使った「激辛牛スタカレー」です。
＜笑福の湯 お食事処 相川駿さん＞
Q.ポイントは?
「夏ということで、牛バラ肉とニンニクの芽と揚げニンニクを使って夏バテ防止。これだけでスタミナがつくので推しているメニュー」
カレーに炒めた具材を乗せ、デスソースをかけることで、スタミナ食材に辛さが加わりスタミナ効果も倍増。
＜井手春希キャスター＞
「カレーのお陰で何とか持ちこたえていますが、しっかり辛い。舌全体がピリピリきたー、あー熱い」
サウナでしっかり汗をかいた後に食べて、本当の「整う」が完成です。まだまだ続く暑い夏。スタミナ飯を取り入れて、夏バテを解消をしてみてはいかがでしょうか?
