日本大の酒井健夫学長は8日に東京都内で開いた記者会見で、覚醒剤と大麻の所持で部員が逮捕され、無期限活動停止処分としたアメリカンフットボール部の活動に関し、早期に再開させたい意向を示した。「われわれは常に学生ファースト。事件が解明したら、できるだけ早い時期に学生にスポーツの現場を取り戻させたい」と話した。
日大が加盟する関東大学リーグの1部上位「TOP8」は9月2日に開幕を控える。関東学生アメリカンフットボール連盟からは8月9日までに参加可否の回答を求められているが、競技スポーツ担当の沢田康広副学長は未定とした。
部員の保護者からは練習させてほしいという要望もあるという。
