ハリウッドザコシショウ「売れた姿を見せてあげられなかった」亡き母への思いを語る

お笑い芸人のハリウッドザコシショウと、野性爆弾のくっきー!が初MCをつとめた番組『ザコシ&くっきー!のクレイジーコンサルティング

』が、29日深夜に放送され、ザコシショウが自身の過去を振り返り、熱いトークを展開した。

『ザコシ&くっきー!のクレイジーコンサルティング

』は、人の数ほどある悩みの数々を、人並外れた人生を送ってきたクレイジーMCの2人が、独自の観点からコンサルティングに挑む番組。

藍沢祥希さん(右)の相談を受けるハリウッドザコシショウ(左)とくっきー!(中央)

相談者としてスタジオに登場したのは、藍沢祥希さん24歳。ザコシとくっきー!は、その容姿に「かっこいい!」と声を上げ、藍沢さんが「歌舞伎町でホストをしています」と自身の職業を明かすと、「やっぱホストの方や」と、納得した様子のくっきー!。

元々は地元で警察官をしていた藍沢さん。約2年前に警察官を辞め、家族の反対を押し切り、事情を話さないまま上京して、ホストの道へ。“No.1ホストになるために必要なことを知りたい”という相談だったが、ホストになってからは家族と会話もすることなく、時間が止まったままだという。家族との関係に葛藤しながらも、夢を諦めきれず、現在の道を選んだ藍沢さん。ついには藍沢さんの母親も登場し、話し合いが行われる展開となった。

その様子を見ていたザコシは「俺、片親で一人っ子やったんすよ。だからお母さんだけやったから(芸人になるのを)すごい反対されたよ。俺静岡やったから、大阪のNSC行ったのよ。高校を卒業してからすぐ行ったわけですよ。めちゃくちゃそりゃ、親にとっては不安だと思うよ」と、自身の知られざる過去を語り始めた。

自らも若かりし頃、周囲の反対を押し切り芸人という夢を追いかけてきたというザコシ。「親戚の叔父さんが“どしたん?”みたいなことを聞いてくれて。“時間かかるかもしれないけど(芸人として)売れたいんだ”という気持ちを伝えて。で、叔父さん伝いでお母さんも納得してくれた」と当時を振り返り、さらに「売れる前にお母さんが死んだので、お母さんに売れた姿を見せてあげられなかったんですよ。だからお母さんがいるうちに、お母さんに感謝ですよ」と、自身の思いを熱く語り、トークを締めくくった。

TVerでの配信に加え、Huluでは未公開シーンも含んだオリジナルクレイジーverも配信。
■TVer
https://tver.jp/series/sr7roj3ksd
■Hulu
https://bit.ly/3J3JcTY

写真提供:(C)NTV

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