台風7号 10日(木)~12日(土)ごろにかけて小笠原諸島に接近へ 荒天の前に早めの備えを

 台風7号は、10日(木)から12日(土)ごろにかけて暴風域を伴いながら北上し、小笠原諸島に接近する見込み。小笠原諸島では、暴風や高波に警戒し、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要となる。

 台風7号は、きょう9日(水)午前3時には小笠原近海にあって、ゆっくりした速さで西へ進んでいる。中心の気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルとなっている。
 今後、台風は発達しながら北西に進み、10日(木)から12日(土)ごろにかけて暴風域を伴いながら、小笠原諸島に接近する見込みだ。その後、13日(日)ごろは伊豆諸島へ接近するおそれがある。

<暴風・高波>
 台風の接近に伴い、小笠原諸島では、10日(木)から12日(土)ごろにかけて非常に強い風が吹く見込みで、暴風となるおそれがあり、小笠原諸島の海上は、10日(木)はうねりを伴って大しけとなり、13日(日)ごろにかけて大しけが続くおそれがある。
暴風や高波に警戒が必要だ。

<大雨>
 小笠原諸島では、台風の接近に伴い、10日(木)から12日(土)ごろにかけて、大雨となるおそれがある。台風の進路や発達の程度によっては警報級の大雨となる可能性がある。土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に注意・警戒が必要だ。

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