動きの遅い台風6号 台風7号はお盆休みに影響

台風6号は、きょうからあすにかけて九州の西の海上を北寄りに進む見込みです。速度が遅く、九州では大雨や暴風の影響が長引くおそれがあるため、土砂災害などに厳重に警戒してください。また、四国や近畿、東海地方の太平洋側でも、台風周辺からの湿った空気の影響で雨の降りやすい天気となるでしょう。特に湿った空気が山地にぶつかる場所では、局地的に大雨となるおそれもあるため、台風本体から離れた地域でも警戒が必要です。
また、きのうは南鳥島近海で台風7号が発生しました。現在の予報では北西方向に進み、来週の前半頃に本州に影響を与えると見られます。お盆休みでお出かけの予定がある方は最新の台風情報を確認するようにしてください。

気象予報士・岩堀 祐斗

画像について:9日の天気予報。

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