大ヒットシリーズ前日譚 少女が歌を武器に戦う 「ハンガー・ゲーム0」公開決定

全世界映画興収が4,200億円を超える人気シリーズ最新作「ハンガー・ゲーム0」が、今冬に劇場公開されることがきまった。

反乱を起こした12の地区を戒めるため、毎年各地区から少年少女が1名ずつ選ばれ、最後の 1 人になるまで殺し合いを行なう「ハンガー・ゲーム」。シリーズ最新作となる「ハンガー・ゲーム0」は、ジェニファー・ローレンスが演じたカットニス・エバディーンがプレイヤーとして志願する64年前の物語で、ドナルド・サザーランドが演じたコリオレーナス・スノーが独裁者として大統領になる数十年前の前日譚が描かれる。

記念すべき第10回ハンガー・ゲームの新しい試みとして、贄の教育係に任命された18歳の少年スノーは、貧しい境遇から抜け出すため、優勝を心に決める。だが、彼が担当することになったのは、最も弱い第12地区の少女ルーシーだった。そして、彼女の唯一の武器は歌だったというストーリーが展開される。

18歳の教育係の少年コリオレーナス・スノーを演じるのはトム・ブライス。第12地区の贄の少女ルーシー・グレイ・ベアードを「ウエスト・サイド・ストーリー」でゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞したレイチェル・ゼグラーが演じる。ほかに、ピーター・ディンクレイジ、ジェイソン・シュワルツマン、ヴィオラ・デイヴィス、ハンター・シェイファー、ジョシュ・アンドレス・リベラらが脇を固める。監督は「アイ・アム・レジェンド」「ハンガー・ゲーム」シリーズのフランシス・ローレンスが務める。

ティザービジュアルでは、本作の主人公となる、若き教育係の少年スノーと、新たなヒロインとなる少女ルーシーが未来を見つめる姿が収められ、“全てはここから始まった”のコピーが添えられている。特報では、第12地区の贄にルーシーが選ばれ、彼女の教育係にスノーが任命される様子や、「最善の努力をするよ」と言うスノーに「勝つ事だけ教えて」と返すルーシーの姿が映し出され、第10回ハンガー・ゲームが始まる。負ければ即死のゲームで、精神的に追い詰められたプレイヤーたちが人間性を失っていく中、スノーとルーシーは徐々に惹かれ合っていくことなどが描き出されている。

【作品情報】
ハンガー・ゲーム0
2023年冬、TOHO シネマズ日比谷他にて全国ロードショー
配給:KADOKAWA
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