10cmのずれ修正中に落下か 橋げた落下 8人死傷事故で調査委=静岡

7月6日、国道1号バイパスの工事現場で8人が死傷した橋げた落下事故をめぐり、8月8日、2回目の事故調査委員会が開かれました。橋げたは、工事中に起きたずれを直す作業中に落下したとみられることが明らかになりました。

【写真を見る】10cmのずれ修正中に落下か 橋げた落下 8人死傷事故で調査委=静岡

この事故では7月6日、国道1号バイパスの工事現場で橋げたが落下し、8人の男性作業員らが死傷しました。

8月8日、静岡国道事務所で2回目の事故調査委員会が開かれ、橋げたを設置場所に降ろしたときに約10cmのずれが生じ、そのずれを直すために油圧ジャッキなどで再度持ち上げた際に何らかの理由で落下したとみられることを明らかにしました。

<事故調査委員会 舘石和雄委員長>
「(現地の)再現をしてみて、どういう挙動があの瞬間に生じたのかというのを客観的に見出したい」

次回の会合は、1か月後を目安に開催予定ということです。

© 静岡放送株式会社