今夏チェルシー加入の逸材、18歳FWアンジェロがストラスブールに武者修行

[写真:Getty Images]

ストラスブールは8日、チェルシーのU-20ブラジル代表FWアンジェロ・ガブリエウ(18)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「23」をつける。

7月にチェルシーに完全移籍で加入し、プレシーズンマッチでも出番を得ていたが、武者修行に出ることが決定。アンジェロは左利きのウインガーでドリブルに優れ、スピードとクリエイティビティも兼ね備えている。

10歳の頃にサントスのユースチームに入団したアンジェロは、2020年7月に15歳でU-20チームの試合に出場すると、同年10月にファーストチームに昇格。すると、10月25日のカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のフルミネンセ戦に途中出場しプロデビュー。15歳10カ月4日でのプロデビューは、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(現・アストン・ビラ)に次ぐクラブ史上2番目の若さでのデビューとなった。

さらに2021年3月には、クラブ史上最年少出場記録(16歳2カ月16日)でコパ・リベルタドーレスに初出場。同年4月のサン・ロレンソ戦でプロ初ゴールを挙げ、コパ・リベルタドーレス史上最年少得点者(16歳3カ月16日)となった。

今シーズンは途中出場が多いものの、公式戦32試合に出場。ファーストチームでは通算129試合出場し5ゴール10アシストを記録している。

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