朝市土産に「御朝印」いかが 館鼻岸壁朝市(青森県)20周年記念

御朝印のポスターを掲げる慶長理事長

 青森県八戸市の館鼻岸壁朝市を運営する協同組合湊日曜朝市会(慶長春樹理事長)は、同朝市の20周年を記念して、神社仏閣を巡って集める御朱印をヒントにした「御朝印」を製作した。他都市の朝市とも連携しながら、来場者に朝市の魅力をPRする。

 館鼻の「御朝印」は1枚500円。台紙には和紙を用い、漁港の岸壁に出店者のテントが連なる特有の光景をイラストで表現した。

 八戸市では来年10月、全国の主な朝市の関係者が集まり、朝市文化の発展を図る「全国朝市サミット」が開催される予定。慶長理事長は「来年のサミットに向けて、御朝印が全国の朝市に広がることを期待したい。御朝印はかさばらないので、インバウンド(訪日客)の土産品としても喜ばれると思う」と狙いを語った。

 御朝印は、毎週日曜朝に開かれる館鼻岸壁朝市の数店舗で販売している。

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