工事中の広島高速5号の事業費30億円増加 総額1289億円となる見通し

二葉山トンネルの掘削工事でトラブルが相次ぐ広島高速5号について、事業費が30億円増える見通しであることが分かりました。

関係者によりますと、建設資材の高騰などで2号と5号を結ぶ連絡路の事業費が上昇し、5号の事業費は従来より30億円増え1289億円となる見通しだということです。

また、道路全体の完成時期は4年遅れ、2028年度になる見込みだということです。

広島高速5号をめぐっては、東区にある二葉山トンネルで、2022年12月、基準を超える地表面の隆起が見つかり、掘削工事を中断していましたが6月末に再開しています。

広島県は9月開会予定の県議会定例会で、計画変更の議案を提出する方向で調整しています。

© 広島ホームテレビ