ウェストハムがウォード=プラウズ獲得に前進、移籍金は約58億円に?

[写真:Getty Images]

ウェストハムがイングランド代表MFジェームズ・ウォード=プラウズ(28)の獲得について、サウサンプトンとの交渉に進展があったようだ。

今夏の移籍市場で、主将のイングランド代表MFデクラン・ライス(24)がアーセナルに移籍したウェストハム。クラブは大黒柱が抜けた中盤の強化に取り組んでおり、アヤックスのメキシコ代表MFエドソン・アルバレス(25)の獲得が間近となるほか、ウォード=プラウズの獲得も進めている。

一方で、ウェストハムが移籍金2500万ポンド(約45億6000万円)を提示したのに対し、サウサンプトンは4000万ポンド(約72億5000万円)を要求。トッテナムが獲得レースへの参戦を検討中との報道もあり、交渉の行方が注目されていた。

そんな中、イギリス『デイリー・メール』によると、ウェストハムは2度目のオファーとして移籍金2700万ポンド(約49億3000万円)+ボーナス300万ポンド(約5億4000万円)を提示。8日の午後からスタートした交渉は、現在も続けられているという。

クラブ間合意はまだなものの、最終的に総額3200万ポンド(約58億4000万円)程度で合意に至る可能性がある模様。ウェストハムは今週末に迫ったプレミアリーグ開幕前の交渉成立を目指しているようだ。

ウォード=プラウズはサウサンプトンの下部組織出身。チームのキャプテンとして昨シーズンは公式戦45試合の出場で11ゴール5アシストの成績を残したが、チームはプレミアリーグ最下位に終わりチャンピオンシップ(イングランド2部)降格が決定したことから、今夏の移籍が噂されていた。

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