スペイン代表GKラヤがアーセナル移籍へ! ブレントフォードと総額約55億円でクラブ間合意

[写真:Getty Images]

アーセナルはスペイン代表GKダビド・ラヤ(27)の獲得に向け、ブレントフォードとクラブ間合意に達したようだ。イギリス『The Athletic』が報じている。

正守護神を務めるイングランド代表GKアーロン・ラムズデールのライバルになりうるラヤの獲得を進めているアーセナル。これを受け、第2GKを務めるアメリカ代表GKマット・ターナーのノッティンガム・フォレスト移籍が間近となっている。

ブレントフォードとの契約が残り1年を切っているラヤには多くのクラブが関心を寄せていた中、話がまとまらず。アーセナルへの移籍を希望しているようで、すでに個人間で長期契約に合意したことが報じられていた。

ラヤはアーセナルと2028年までの5年契約にサインする見込みで、さらに1年の契約延長オプションが付帯するという。

ブレントフォードは移籍金4000万ポンド(約73億円)を要求しているのに対し、それを下回る額の最初のオファーを提示して断られていた様子のアーセナルだが、交渉を続けた結果、アドオンを含めた移籍金3000万ポンド(約54億8000万円)の条件でクラブ間合意に達した模様。このまま順調にいけば、ラヤはアーセナルの選手になるという。

ブレントフォードがチャンピオンシップ(イングランド2部)で戦っていた2019年夏にブラックバーンから加入したラヤは、2020-21シーズンにチームのプレミアリーグ昇格に貢献。ここまでの在籍4シーズンで公式戦通算161試合に出場している。

昨シーズンはプレミアリーグの38試合全てでブレントフォードのゴールマウスを守り、チームの失点数をリーグで5番目に少ない46失点に抑えていた。

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