東洋製罐グループホールディングス<5901>、飲料用アルミ缶製造のタイ子会社Bangkok Can Manufacturingを現地社に譲渡

東洋製罐グループホールディングスは、飲料用アルミ缶製造のタイ子会社Bangkok Can Manufacturing Co., Ltd.(BCM、所在地パトゥムターニー。売上高140億円、営業利益△8億1200万円、純資産76億3000万円)の株式51%超を、ガラスびんやプラスチック容器を製造する現地Bangkok Glass Public Company Limited(BG)に譲渡することを決めた。BGとの共同経営に移行することで、タイでの事業基盤の強化につなげる。東洋製罐は48.9%以下の株式を引き続き保有する。譲渡価額は今後の協議を経て決める。譲渡予定は2024年中。

BCMは1988年設立で、タイや周辺諸国向けに飲料用アルミ缶を製造してきた。今回、同事業への参入を検討しているBG側から、BCMの子会社化について打診を受けたという。

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