ていねいに1本1本摘み取り 小菊の出荷が最盛期 かれんな花が次々に開花/岡山・鏡野町 

◎…お盆を控え、墓や仏壇に供える小菊の出荷が最盛期を迎えた。生産者は早朝から1本1本の摘み取りに励んでいる。
◎…岡山県苫田郡鏡野町羽出西谷の農業・小椋健治さん(70)は白や黄、赤色の小菊とともに、リンドウやユリ、トルコギキョウを約20アールで露地栽培。「今年は長雨のため、花の病気などの管理には苦労した」といい、ほ場ではかれんな花が次々に開花している。
◎…「何年やっても勉強に次ぐ勉強。気候的に難しかった今年も無事に咲いてくれてうれしい」と小椋さん。丹精した花はセットにして地元の道の駅・奥津温泉=鏡野町=に出荷しているほか、個人販売を行っている。

p
出荷のピークを迎えているお盆用の小菊=鏡野町羽出西谷で

© 津山朝日新聞社