「三嶋大祭り」伝統と熱気が漂う三島市最大のイベント

勇壮な山車の競り合い、胸高鳴るシャギリの音。伝統と熱気が漂う「三島市最大のイベント」三嶋大祭りは、毎年、曜日に関わらず、8月15日~17日の3日間にわたり行われます。

三嶋大社から三島広小路駅までの約700mを歩行者天国にし、山車とシャギリ、郷土芸能農兵節やみしまサンバパレード、頼朝公旗挙げ行列など様々な行事が繰り広げられます。

三嶋大祭りの由来・

祭りの歴史は古く、上代の時代より始まったといわれています。元は三嶋大社の新穀豊作の秋の酉の日の祭りでしたが、時代とともに市民参加のつけ祭りとして発展してきました。

現在は、三島の歴史・文化・伝統を継承・発信するための、地域行事として実施され、毎年県内外から多くの方が訪れ、賑わいをみせています。

8月15日 山車とシャギリの日

最大の催し「山車」と「シャギリ」

江戸時代から引き継がれてきた当番町の山車の引き回しと、軽快なシャギリの音が祭りの雰囲気をさらに盛り上げます。

夜になると当番町の山車が三嶋大社大鳥居前に集まり、一斉に競り合いが始まります。数台の山車から響くシャギリの音は、観衆の胸を躍らせ祭りの熱気は最高潮に達します。

▼15日の見どころ

山車シャギリ大会

当番町の山車競り合い

当番町山車曳き廻し

8月16日 伝統芸能の日

今、歴史の1ページを伝える「伝統芸能」

三嶋大祭りのイチオシとして定着し、好評を博している催し「頼朝公旗挙げ行列」が行われます。

平治の乱(1159年)で伊豆に流された源頼朝が、源氏再興を三嶋大社に祈願したのちに挙兵し、全国を平定した故事にちなんだ行事です。

毎年異なる芸能人が頼朝役として出演し、市民も当時の出で立ちで市内をまわり、盛り上がりを見せています。

その他催しとしては、「手筒花火」「浦安舞」など三嶋大社の神事として残る伝統的な芸能や、「梯子のり」「神輿」などが行われます。

▼16日の見どころ

当番町山車パレード

梯子のり

頼朝公旗挙げ行列

手筒花火

農兵節パレード

音楽パレード

当番町の山車競り合い

8月17日 踊りの日

最終日に華々しく舞う「踊り」の饗宴

「富士の白雪ノーエ」とリズム豊かな唄で始まる「農兵節」や、その「農兵節」をポップ調にアレンジした「みしまサンバ」のパレードが行われます。整然とした「農兵節」と華やかな「みしまサンバ」、どちらも三島を代表する踊りであり、市民に愛されています。

また、参加自由の踊り大会も行われ、どなたでもお楽しみいただけます。

歴史の古い三嶋大祭りの最終日にふさわしい、過去と現代それぞれを象徴する踊りが終わると、祭りも終盤へ。最後はやはり「当番町の山車競り合い」です。

熱気は最高潮に達し、惜しまれつつも今年の幕を閉じます

▼17日の見どころ

当番町山車曳き廻し

流鏑馬

農兵節パレード

みしまサンバパレード

農兵節・みしまサンバ総踊り(飛び込み参加OK!)

当番町の山車競り合い

関連情報

公式サイト三嶋大祭り

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