国内初のEVキャンピングカー 「動くリビング」とアピール

ベンチャー企業「カーステイ」などが開発したEVのキャンピングカー「T―01」

 車中泊できる車に特化したシェアリングサービスを手がけるベンチャー企業「カーステイ」(横浜市)などは9日、電気自動車(EV)のキャンピングカーを共同開発し、予約販売を始めたと発表した。本格的なEVのキャンピングカーは国内初という。冷蔵庫やベッドを装備し、バッテリーで走る「動くリビング」とアピールしている。

 車名は「ムーン」ブランドの「T―01(タイプワン)」。カーステイのホームページで予約できる。価格は1150万円から。今後1年間で20台の販売を目指し、来年春ごろの納車を予定している。

 走行用のバッテリーは約8時間で満充電でき、1回当たりの航続距離は約270キロ。

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