子連れフライトのストレスを軽減したい!
息子は生後2ヶ月で飛行機デビューし、それから帰省の度に飛行機に乗っています。
おそらく月1回は東京/大阪間を往復しているはず。
その間に国際線にも乗っています。
元CAとは言っても、自分の子供を連れて飛行機に乗るのは、私にとっても息子が生まれて初めて。
機内で泣かないか、他のお客様に迷惑をかけないか、どんな荷物を持っていけばいいのか……毎月息子が成長する度に試行錯誤してきました。
毎月乗るからこそ分かった、子供の月齢別による、子連れフライトがスムーズになるコツと機内に持ち込むと便利なアイテムをご紹介いたします。
今回は、5-9ヶ月の寝返りを始めたり、座り始めた動きたくなってきた赤ちゃんについてです。
赤ちゃんの睡眠リズムに合わせてフライト時間を選ぶ
これは、さらに月齢が上がったお子様にも共通することですが、赤ちゃんが寝る時間にフライトの時間を合わせるだけでストレスはかなり軽減されます。
5-9ヶ月の赤ちゃんであれば、日中は朝寝1回、お昼寝2回、あるいはお昼寝1回の子が多いのではないでしょうか。
息子の場合、朝寝は30分くらいしか寝なかったので、なるべくお昼の寝そうな時間にフライトを合わせるようにしていました。
また、生後8ヶ月でハワイに行った時は、夜出発だったのでいつもの寝る時間に普通に寝てくれて、機内でもかなり楽でした。
大人はあまりゆっくり休めず疲れやすいですが、子連れの場合は意外と深夜便が使えます。
離乳食と授乳の時間を逆算する
0-4ヶ月の時は授乳の時間だけ気にして逆算していればOKでしたが、この頃になると離乳食の時間も気にしなくてはなりません。
息子は6ヶ月半で離乳食をスタートし、8ヶ月の時に2回食に。
なるべく大人と同じリズムで離乳食をあげたかったので、1回の時は朝に、2回の時は朝と昼か、朝と夕方にあげるようにしていました。
特にお昼にあげる場合は、離乳食+授乳でかなり時間がかかっていたので、また綿密にフライトの時間から逆算!
必ず出発前の空港か、到着してすぐの空港で離乳食をあげられるように準備していました。
空港の授乳室は離乳食スペースもあり、電子レンジなども大体完備しています。
さらに授乳スペースもあるし、うまくタイミングを合わせては空港の授乳室を愛用していました。
ずっと抱っこを嫌がるように。お気に入りのおもちゃや動けるスペースを準備
ずっと抱っこ紐の中にいるのを嫌がるようになるのもこの頃。
動けるようになってきたし、特につかまり立ちを始めたら動きたくて仕方なくなります。
無理やり抱っこ紐に入れておくと泣いちゃう子もいるので、もし座席にゆとりがあるならちょっとお膝の上で立たせたり、遊ばせたりするのもおすすめです。
また、お気に入りのおもちゃがあったり、気に入っている動画などがあればすぐに見せられる準備もしていました。
つかまり立ちは、前のシートの方の邪魔にならない程度にさせましょう。
一番前の座席を指定して、足元にレジャーシートを引いて少しハイハイさせるという方もいます。
ちなみに、これはロングフライトの場合の話。
ただし、急に揺れることもあるしあまり安全ではないと思うので、私はやりませんでした。
降下中に耳が痛くなるのを防止!ストローマグを準備
赤ちゃんの耳が痛くならないように、0-4ヶ月の時は降下中に授乳したり、ミルクを飲ませたりしていました。
でも、この月齢になるとストローマグで上手に飲める子も多いと思います。
なので、お水や麦茶をストローマグに入れて準備しておくのがおすすめ。
降下中に耳が痛くなりそうだなと思ったらすかさず飲んでもらいます。
ただ、ストローマグは本当に注意が必要です。
私がハワイ便に乗った時、上空でストローマグの蓋を開けたらものすっごい勢いでストローからお茶が溢れ出し、他のお客様のお洋服にかかってしまいました……。
よく飛行機に乗って上空に行くと、ペットボトルが膨張して中に空気がたまりますよね。
これは気圧の変化によるもので、実はストローマグの中でも同じ変化が起きています。
ずっと閉めっぱなしにしていたのを開けたので、中の膨張した空気が一気にお茶を押し出すことになってしまいました。
かけてしまったお客様はとても良い方でしたが、私の注意が足りなかったなぁと反省です。
ストローマグの取り扱いにも注意が必要です。
動き始めた赤ちゃんとのフライトはお昼寝に合わせて乗り越える!
その他、通路側を指定しておくことや、オムツや着替えを多めに持ち込むこと、持ち込みたいアイテムなどは0-4ヶ月の赤ちゃんと変わりません。
この頃の赤ちゃん連れのフライトで大変なのは、とにかく動きたい欲求がすごいこと!
日中寝るリズムが整ってくる頃なので、なるべくお昼寝に合わせて、心配な離乳食などもすぐにあげられる準備を完璧にしておいて臨んでみてください。
息子の場合は、10:00頃の朝寝の時間、14:00頃のお昼寝の時間を狙ってフライトに乗るようにしていました。
ぜひ、夏休みの旅行、帰省で赤ちゃんと飛行機に乗る方は参考になさってみてくださいね。