サウジ行きを決断したヘンダーソン、イングランド代表でのプレーには意欲「まだ多くの仕事ができる」

[写真:Getty Images]

アル・イテファクに移籍したイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンが、代表チームでのプレーに意欲を燃やした。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

ヘンダーソンはこれまでリバプールのキャプテンとして、チャンピオンズリーグ(CL)やプレミアリーグ優勝に尽力。しかし、今夏にスティーブン・ジェラード監督が率いるアル・イテファクからオファーが届くと移籍を希望し、7月27日にサウジアラビア行きが正式発表された。

リバプールや欧州リーグから離れる決断を下したヘンダーソン。一方で、ガレス・サウスゲイト監督と良好な関係を築くイングランド代表では、引き続きプレーする意向を持っているようだ。

イギリス『BeanymanSports』のインタビューに応じたヘンダーソンは、代表チームにまだ多くのものをもたらせると主張。すでにサウスゲイト監督とも話し合っていることを明かしつつ、代表に呼ばれるためにもクラブで全力を尽くしたいと意気込んだ。

「今の僕はアル・イテファクのため、ベストを尽くしてプレーすることに集中している。そうすれば、イングランド代表でプレーできない理由はないはずだ」

「イングランド代表としてプレーすることは、僕にとって大きな意味がある。(昨年の)カタール・ワールドカップでの数試合のように、まだチームに多くのことをもたらせると感じているよ。この数週間、(サウスゲイト監督)とそのことについても話し合った」

「代表ではまだ多くの仕事ができるだろう。もちろん、僕はここで自分の仕事をしなければならない。でも、それができれば普通に代表のチームに入れると思っているよ」

また、ヘンダーソンはインタビューの中でアル・イテファク行きを決めた理由についても言及。リバプールで自分にキャプテンマークを託してくれたジェラード監督の存在が大きかったと明かしている。

「スティービー(ジェラード監督)の存在がここに来た大きな理由であるのは明らかだ。彼と一緒に働き、彼の下でプレーしたかった」

「最初の試合に向けて、1週間ほどで準備を整える必要がある。でも、必ず準備はできると確信しているよ。僕たちはいくつかの良いトレーニングをこなしてきた。うまくいけば、僕たちは物事を正しい方向に動かし続けられるだろう。間違いなく、チームをより成功させるための力になれる」

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