台風7号 小笠原諸島は暴風・高波に警戒 週明けに本州へ接近か

 台風7号は、10日(木)~12日(土)ごろにかけて、暴風域を伴いながら北上し、小笠原諸島に接近する見込み。小笠原諸島は暴風や高波に警戒し、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要だ。

 台風7号は、9日(水)午後3時には小笠原近海にあり、ゆっくりした速さで西へ進んでいる。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートル。今後、台風は発達しながら北西に進み、10日(木)~12日(土)ごろにかけて、暴風域を伴いながら小笠原諸島に接近する見込み。その後、台風は日本の南海上を北西に進み、14日(月)ごろにかけて暴風域を伴い、強い勢力で東日本や西日本に近づくおそれがある。

暴風・高波

 小笠原諸島は、10日(木)~12日(土)ごろにかけて、非常に強い風が吹き、うねりを伴って大しけとなる見込み。小笠原諸島で、10日(木)に予想される最大瞬間風速は35メートル、11日(金)は35~45メートル。小笠原諸島で、10日(木)に予想される波の高さ(うねりを伴う)は7メートル、11日(金)は8メートの見込み。暴風や高波に警戒が必要だ。

大雨

 小笠原諸島は、10日(木)~12日(土)ごろにかけて大雨となるおそれがある。24時間予想雨量(多い所)は、11日夕方までに100~200ミリ、12日(土)夕方までに100~200ミリとなっている。台風の進路や発達の程度によっては警報級の大雨となる可能性がある。土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に注意・警戒が必要だ。

週末以降の進路に注意

 台風7号が予報円の中心を進むと、13日(日)ごろは伊豆諸島に接近し、14日(月)にかけては暴風域を伴い、強い勢力で東日本や西日本に近づくおそれがある。今後も最新の台風情報を確認すると共に、台風の影響に対する備えを進めておきたい。

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