円谷フィールズHDの第1四半期決算、遊技機販売台数が増加し大幅な増収増益

円谷フィールズホールディングスは8月9日、2024年3月期第1四半期の連結決算を発表。売上高303億35百万円(前年同期比268.0%増)、営業利益20億25百万円(同986.0%増)、経常利益21億85百万円(同650.4%増)、純利益13億84百万円(同15億93百万円増)となった。

パチンコ・パチスロ事業の当第1四半期の業績は、売上高269億74百万円(前年同期比455.3%増)、営業利益18億82百万円(同27億43百万円増)。ビスティ製パチンコ機「P コードギアス 反逆のルルーシュ Rebellion to Re;surrection」を2.0万台、エキサイト製スマスロ機「L ベルセルク無双」を1.4万台それぞれ販売するとともに、人気シリーズ機の後発機および「新世紀エヴァンゲリオン ~未来への咆哮~」を再販し、販売台数はパチンコ機42,909台(同40,163台増)、パチスロ機17,488台(同8,856台増)となった。第2四半期以降は、人気シリーズのIPを搭載したスマート遊技機を含め、パチンコ機6機種、パチスロ機8機種を販売する予定。なお、第2四半期に納品予定の機種に関しては既に完売している。

コンテンツ&デジタル事業セグメントの当第1四半期の業績は、売上高31億31百万円(前年同期比7.6%増)、営業利益7億85百万円(同24.4%減)。今年55周年を迎える「ウルトラセブン」関連商品の販売が順調にスタートしたほか、3月より公開された映画「グリッドマン ユニバース」の商品販売、MDライセンス収入が順調に推移した。また、中国からのMDライセンス収入も前年同期を上回った。映像収入については、昨年に映画公開された「シン・ウルトラマン」の収益貢献が剥落したことから微減となった。

2024年3月期の連結業績予想については、売上高1,230億円(前期比5.0%増)、営業利益120億円(同9.6%増)、経常利益122億円(同8.7%増)、当期純利益85億円(同3.4%増)を見込んでいる。

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