スウィング甲子園開催へ力貸して 倉敷で9月 実行委CFで支援募る

2022年に開かれた前回大会の様子

 岡山県内の中学、高校生が演奏パフォーマンスを競い合う「おかやまスウィング甲子園」の実行委が、クラウドファンディング(CF)で支援を募っている。今秋倉敷市で開催する第8回大会の経費の一部に充てる計画で「子どもたちの夢舞台のために力を貸してほしい」と呼びかけている。

 CFは昨年に続いて2回目。当初の目標額300万円は既に達成し、「ネクストゴール」の400万円を目指して31日まで募集している。照明や音響機材の設置、パンフレットの製作費などに充てる。

 山陽新聞社や中国銀行などが運営する「晴れ!フレ!岡山」のサービスを活用。支援者には優待チケットや大会の模様を収録したDVDを贈る。

 吹奏楽部などに所属する生徒の表現の場を増やそうと、企業経営者らでつくる実行委が2015年のプレ大会を経て16年からスタート。新型コロナウイルス禍での中止などを除き毎秋実施している。

 今年は9月18日、同市本町の市民会館で開かれ岡山、倉敷、井原市の15校14チームがエントリー。振り付けなどを交えながら、課題曲や自由曲をステージで披露する。

 実行委は「大ホールで演奏できる貴重な機会。子どもたちの思い出に残るよう、舞台環境をしっかり整えたい」としている。

 詳細や支援は専用サイト(https://readyfor.jp/projects/swing-koshien2023)。

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